【伊藤勝人委員】
 フレンドシップ事業の今後の取組で、2008年に世界少年野球大会が開催されるとある。ある程度具体化されていないと、2008年には開催できないと思う。参加する20カ国はどこなのか。また、使用球は硬式なのか、軟式なのかを教えてほしい。


【国際課長】
 財団法人世界少年野球推進財団と共催で実施することとなっている。市町村は決まっているので、フレンドシップ相手国から来てもらえるよう、財団から国際野球連盟を通じて、こちらの希望を伝えている。そういった調整を行っている最中なので、20カ国すべてをここで答えることはできない。
 使用球については、硬式と軟式の中間に当たるボールを使用すると聞いている。


【伊藤勝人委員】
 少年野球をやっているような国は、20カ国もないと思う。私も自ら軟式野球連盟に携わっているが、アジア軟式野球選手権に参加した時も、オーストラリア、シンガポール、フィリピン、香港、台湾、日本、韓国の7カ国だった。シンガポールやフィリピンは、国を代表してきたチームが日本人学校のチームだった。本当に限られた地域で行われているスポーツである。最も多く人が集まる方法を考える必要があったのではないかと思う。たくさんの国が参加してくれても、野球ごっこ大会では楽しみがない。野球でなくてもいいのではないか。
 野球大会の運営で一番大切なのは審判団である。どこの町が引き受けるとしても、審判を依頼しなければならない。その点については、どのように考えているのか。


【国際課長】
 この大会は、野球を普及させようという趣旨で開催されていて、ずいぶん前から日本各地で開催されている。この事業の内容としては、アジア・オセアニア・ヨーロッパ・北米から各国1チームの参加を要請していて、交流試合も行うが、野球を知らない子どもたちを集めて野球教室を行う。海外15カ国から5人ずつ75人集めようということで、国際野球連盟を通じて、事務所のある国に働きかけている。愛知県の独自性を出すために、今回は一日野球教室も行う。先ほどの野球教室は、海外の子どもと日本の子どもということであるが、一日野球教室は県内の子どもたちだけが対象である。名球会等に頼んで、例えば、ドームとかナゴヤ球場で元プロ選手の人から指導してもらう。この事業のベースは、正しい野球を普及することと世界の子どもたちが野球を通じて交流することの二本立てである。事務局は体育スポーツ課に置いてあるが、試合や教室をやりながら、午後には地元の子どもたちとの交流行事も行うので国際課も係わっている。財団に丸投げではなく、財団・県・開催市町が実行委員会方式を組んで開催する予定である。


【伊藤勝人委員】
 具体的にはどこの市に要請しているのか。


【国際課長】
 名古屋市、東海市、一宮市、豊田市に要請している。


【伊藤勝人委員】
 アドバイスをさせてもらうが、サッカーはFIFAから末端の市町村のサッカー連盟まで組織が一本である。野球は色々な組織がある。そういった中で、どこを通じて子どもたちに参加を呼び掛けるかという問題がある。プロの選手は硬式野球だが、硬式野球をやっている子どもも軟式野球をやっている子どもも、みんな一緒という風に呼び掛けてもらうと、かなりの人数が集まると思う。何人参加したかということは大事なポイントになる。すべての組織に行き渡るようにしてもらうよう要望する。