◯二十三番(伊藤勝人君) おはようございます。通告に従いまして質問をさせていただきます。
 そのうち、地方分権、三位一体改革につきましては、自民党県議団日高団長初め各派代表質問等議論がなされました。知事からいろいろな答弁がなされています。知事の心情を思い、御同慶に存じます。地方分権、大変でありますが、ともに一生懸命頑張っていきたいというふうに思います。
 まず、都市公園の整備についてお尋ねをいたします。
 公園緑地は、健康で文化的な都市環境を形成する上で不可欠かつ重要な都市空間であります。特に都市公園は、自然との触れ合いを通して豊かな人間形成に寄与するとともに、スポーツ、レクリエーションの場を提供します。ほかに、都市環境の改善や、災害時、一たん急な折に避難地として救援活動の拠点となるなど、重要な都市施設と認識していると同時に、されていると思います。
 また、県営公園においては、それぞれの地域特性を生かし、美しい景観や緑、水辺の創出や文化的環境の創造など、県民生活に潤いをもたらす効果は高いと評価をしています。
 こうした中で、高齢化や余暇時間の増大などにより、今後とも都市公園に対するニーズは多様化するものと考えられます。さらに、団塊の世代が定年を迎える数年後にこの傾向はますます強くなると予測されます。また、これら公園整備や管理は住民との協働が大変大事になってくると考えられます。
 そこで、県としては、公園の整備、管理には、住民、市民との協働についてどのように考えておられるのか、お伺いをいたします。
 さらに、平成十五年九月二日、地方自治法が改正されました。平成十八年度から指定管理者制度、つまり都市公園の管理について、民間の事業者、NPO法人、ボランティア団体なども施設管理者になれるようになります。こうしたことを踏まえ、今後の県営公園の新規整備計画、既存の公園の再整備、魅力ある公園運営及び管理のあり方についてどうお考えなのかをあわせてお伺いをいたします。
 私ごとで恐縮でありますが、野球やサッカーを子供、学生、社会人、多くの皆さんと楽しまさせていただいています。そして、市内で運営のお手伝いをしています。その折、サッカー大会を行います。県内の各市町や、あるいは中学生になりますと、県内はもとより、他県から春日井へ招待をして、招待サッカー大会をともに開催をさせていただいています。その折、その大会のために、決勝戦あるいは準決勝戦を県営朝宮公園の遊戯場を使用して行うよう、日程を合わせています。それは、朝宮公園が市内唯一の芝のグラウンドであるからです。その他のゲームは小中学校の土のグラウンドを使用させています。
 土のグラウンドでのプレーと芝のグラウンドでのプレーはおのずと中身が変わってきます。例えば、ボールのスピード、あるいは思い切ったスライディングをする、あるいはオーバーヘッドシュートであったり、ゴールキーパーが思い切って飛び出してくる、そんなプレーを多々見ることができるようになります。その招待サッカー大会への子供たちの大きな楽しみは、芝のグラウンドでプレーができることだ、彼らが口々に言います。
 その朝宮公園の芝のグラウンドが、ここ一、二年の間に特に傷みが激しくなってきました。経済的な拡大が望めない今日、限られた整備費、管理費の中での出来事と聞き及んでいますが、子供たちから「おじさん、このグラウンドは芝のグラウンド。芝と土の混合グラウンド。先輩から、春日井のグラウンドはいいグラウンドだから招待サッカー大会に出るよう頑張れと言われてきたのに、残念」、さまざまな声を聞くようになりました。素直な問いが出てきました。御案内のとおり、芝競技場のていをなしているとは思えません。
 朝宮公園は、昭和六十二年(一九八七年)、土地区画整理事業によって用地を確保した県営都市公園です。住宅地、市街地の真っただ中にあり、まさに市街地のオアシスです。朝の散歩からスポーツ、レクリエーションと市民に親しまれ、多くの人が憩う、名実ともにすばらしい都市公園です。ボランティアによる雑草の除去や清掃の協力を得る、まさに町の宝物です。そして芝グラウンドは、平成六年開催わかしゃち国体のホッケー会場になりました。それに合わせて、平成五年のプレ国体に合わせるべく、平成四年、県の承認工事として、春日井市が四千八百万円を投じ張った芝です。
 その折、私は議論の中にいました。さまざまな議論がありました。その後、管理は県が行う、そういうものでありました。立派なグラウンドでしたが、ここ数年は手入れが行き届かず、無残な姿となってきました。
 このたび通告をいたしました折、一定の整備がなされました。応急の手当てではありますが、感謝をしております。が、芝グラウンドへの対応とはいささか遠いと思わざるを得ません。将来にわたり芝グラウンドとして整備されることを強く望み、思いを込めて、計画についてお尋ねをいたします。
 質問の第二は、心身障害者コロニーについてであります。とりわけ発達障害研究所の研究成果についてお尋ねをいたします。
 私の地元春日井市にある愛知県心身障害者コロニーは、中央病院を初め、はるひ台学園や養楽荘などの社会福祉施設、さらには、春日台養護学校などの学校を備えた総合的な福祉センターです。コロニーでは、心身に障害のある人々が明るく幸せな生活を営むことができるよう、医療、生活指導、教育、職業訓練などが行われております。
 我が国の障害者数は、身体障害者、知的障害者、精神障害者を合わせおよそ六百万人、総人口の約五%と言われております。そのうち、知的障害者は約四十六万人です。また、愛知県内の知的障害者は約三万一千人であります。
 昭和四十三年開設当時、こうした障害者の方々は社会的弱者という立場から、どちらかといえば、社会の片隅に取り残されていたわけでありますが、そうした障害者の問題を真正面からとらえ、コロニーを設置した当時の県の先見性は高く評価できるものでありますし、その後もコロニーの果たしてきた役割は極めて大きく、また、開設以来三十五年の間に蓄積されたノウハウは、県にとっても極めて重要な財産と言えると思います。
 こうしたコロニーの特徴的な存在として、発達障害研究所があります。知的障害を初めとする発達障害に関する遺伝子から医療、福祉にわたる広範な領域を研究対象とする我が国唯一の総合研究所である発達障害研究所がコロニーに設置されております。
 遺伝学部、発生障害学部、教育福祉学部など七つの学部が置かれ、心身障害の原因の研究や予防法の確立、新しい治療及び教育方法の開発などの研究が行われております。研究内容は極めて専門的なもので、また、その対象者が限られていることから、その内容は我々素人にとってはなかなか理解しがたいものがありますが、その中には、全国、全世界に誇り得るものも含まれているのであります。
 そのうちの一つが、平成十三年四月に発表されましたSIP1(シップ・ワン)遺伝子の発見であります。ヒルシュスプルング病と言われる先天性の病気があります。これは、腸の蠕動運動をつかさどる神経細胞が部分的に欠けていることから、排便ができなくなる病気でありますが、この病気の原因となる遺伝子を解析する中で、SIP1と呼ばれる遺伝子の異常が、この病気と知的障害やてんかんを引き起こしていることが、この研究所の研究によって発見されたのであります。
 この研究成果は、イギリスの科学誌「ネイチャー・ジェネティクス」に発表され、世界的に注目されました。この研究発表はマスコミにも取り上げられました。その結果、国内のみならず、海外も含め、四十に上る症例が発達障害研究所に寄せられたと伺っています。
 人を対象とした症例であり、その発生も極めて少ないことから考えますと、こうした情報の発信を契機に、かなりの症例がこの研究所に蓄積されたと考えられ、その結果、この研究所がこの分野において世界の先頭に立っているものと言えるのであります。そして、将来は、この遺伝子の役割を調べることで、知的障害やてんかんの発症する仕組みや治療法の解明につながることも期待されているのであります。
 ちなみに、SIP1遺伝子についてのつたない知識を申し上げます。
 SIP1たんぱく質をつくり出す遺伝子は、神経系の形成にもかかわっておりますが、この異常が、先天性巨大結腸に加え、知的障害やてんかんの疾患を引き起こしていたと見られるのであります。
 また、遺伝子とたんぱく質の関係について申し上げれば、私たちの体をつくるすべての細胞の中にはDNA、すなわち遺伝子があります。DNAは四種類の核酸が種々の組み合わせで結合したものであります。また、たんぱく質はアミノ酸が並んだものであります。たんぱく質の一つである酵素は、化学反応を触媒します。筋肉や皮膚もたんぱく質であり、記憶、推理といった機能のコントロールもたんぱく質の働きではないかと考えられています。
 遺伝子とたんぱく質は異なるものでありますが、遺伝子という鋳型からたんぱく質ができ上がります。そのため、鋳型である遺伝子に異常があれば、異常なたんぱく質がつくり出されることになります。そして、発達障害の原因となる遺伝子の異常が特定できれば、その治療法への扉が開かれることになるわけであります。その治療法には二つの道があり、一つは、異常なたんぱく質を補完する新しい薬品の開発であり、もう一つは、正常な遺伝子を導入することにより正常なたんぱく質をつくり出す、すなわち遺伝子治療であります。
 このように、発達障害研究所で行っている研究は、将来の発達障害の治療につながるすぐれた研究でありますが、その内容は極めて専門的で、さらに、対象となる症例も極めて少ないことから、研究成果に対する県民の理解、評価が定着していないことはまことに残念であります。
 こうした県の財産とも言える研究成果を積極的に情報発信し、場合によっては特許も取得していく、そうした取り組みが、今重要と考えるのであります。
 県内はもとより、国内、全世界に研究成果を発信していく、宣伝をしていく、それが心身障害者コロニーに対する理解、さらには障害者福祉に対する県民の理解にも通じてくると思うからであります。さらに、そうしたことは知的財産立県を掲げる本県の取り組みにも合致するものと考えるからであります。
 そこでお尋ねをいたします。
 第一点目は、コロニー発達障害研究所の研究成果にはどのようなものがあるのかをお伺いいたします。
 そして二点目として、発達障害研究所の研究成果をどのように情報発信しているのか。あわせて、今後、特許申請を積極的に行っていくことも必要と思いますが、それについてお伺いをいたします。
 次に、コロニー発達障害研究所における研究成果の特許取得に関連して、こうした研究機関における特許など知的財産の創造や活用に向けた今後の取り組みについてお尋ねをいたします。
 県の研究機関として、健康福祉部にはコロニー発達障害研究所のほか、がんセンター研究所があります。また、産業労働部の産業技術研究所、農林水産部の農業総合試験場などがあります。このうち、発達障害研究所やがんセンター研究所については、県民の健康の増進を目的としていることから、これまで、その研究成果について特許を取得し、保護することにより、これを産業に積極的に生かすという視点が必ずしも十分とは言えない面があると思います。
 しかしながら、これらの研究機関が生み出すバイオ、医療といった研究成果は広い分野で応用され、さらには、新しい産業分野を切り開いていくことが大いに期待をされます。
 したがいまして、知的財産立県づくりを推進する愛知県として、まず、みずからの取り組みとして、研究成果の特許取得についての知識や経験が十分でない研究機関を支援する仕組みをつくる必要があると考えます。現在、県ではその必要性を認識され、産業労働部が中心になって、知的財産窓口を検討しておられるとお聞きをしております。
 そこでお尋ねをいたします。産業労働部で検討している知的財産窓口の基本的な考え方と各研究機関の特許など、知的財産の創造、活用に関してどのように支援をしていくのか、お伺いをいたします。
 以上、御質問を申し上げます。よろしく御回答お願いをいたします。(拍手)


◯建設部長(安田勝一君) 都市公園の整備についてお答えいたします。
 まず、都市公園における住民との協働についてでございます。
 住民との協働による公園の整備や管理は、快適で愛着の持てる公園づくりのみならず、地域コミュニティーの活性化や高齢化社会への対応の面からも非常に重要な課題であると考えております。このため、本県では、平成十三年度に「住民参加型公園づくり推進マニュアル」を作成し、行政と住民が一体となって、協働による都市公園の整備、管理を進めているところでございます。
 県営公園におきましては、ボランティアの方々やNPO団体の協力を得まして、花壇づくりや除草、清掃などを実施し、また、毎年、みどりの日に「あいち都市緑化フェア」を開催するなど、住民とのよりよいパートナーシップを構築しながら、今後とも魅力ある都市公園づくりを推進してまいりたいと考えているところでございます。
 次に、今回の地方自治法改正に伴う指定管理者制度の導入に関しましては、公の施設の管理に民間事業者等の能力を活用しつつ、住民サービスの向上と経費節減等を図ることが目的とされております。
 このような趣旨を踏まえ、都市公園の整備、管理につきましては、民間事業者等の能力を見きわめながら、これまでの管理の実態を考慮した上で対応してまいりたいと考えております。
 最後に、朝宮公園の競技場についてのお答えでございます。
 本競技場はサッカーを中心に、休日、平日を問わず、多くの県民の方々に利用されており、今年度の利用率は約八〇%に達し、非常に有効に活用されている施設でございます。
 グラウンドの整備につきましては、毎年、芝の休眠期である冬季に全面的な目土かけと整正作業を、夏季には散水などを行っているところであります。
 今後とも芝生のグラウンドとして維持していきたいと考えておりますが、極めて限られた予算ではありますが、当面は、プレーに支障のないよう、平たん性を確保するなど、できる限りの管理をしてまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯健康福祉部長(新家正義君) 心身障害者コロニー発達障害研究所の研究成果について、二点のお尋ねにお答えいたします。
 まず、研究成果はどのようなものがあるかとのお尋ねでございますが、発達障害研究所はこれまでに数多くの研究成果を学術雑誌、学会等で発表しておりますが、その主なものについて申し上げます。
 発達障害の原因に関する研究成果の主なものといたしましては、ただいま議員からお話のありましたように、知的障害やてんかんなどの原因と見られるSIP1遺伝子の異常の発見があります。この発見は世界的にも注目されておりまして、その発症する仕組みや治療法の解明に今後生かされることが期待されております。
 また、みずからの唇を自分でかむなどの症状を特徴とする知的障害でありますレッシュ・ナイハン症候群の人の遺伝子の変異を短時間で解析できる手法の確立もあります。この成果は、依頼病院の迅速、正確な診断に役立てております。
 次に、治療方法の研究成果といたしましては、リルゾールという物質が脳細胞の活動を高める効果のあることを発見いたしました。これは知的障害の改善薬やアルツハイマー治療薬の開発の研究に役立てております。
 教育方法に関する研究成果につきましては、コロニーはるひ台学園と連携いたしまして、自閉症への絵とか写真などを用いて周りの状況を理解できるようにするティーチプログラムを活用した自立援助システムの研究開発をしており、これを現在、はるひ台学園で実践しているところであります。
 さらに、自閉症児に話し言葉を習得させるための動作のサインリストを作成したところでございまして、現在、全国の多くの養護学校、福祉施設で導入され、言語治療に効果を上げております。
 このように、障害の発生予防や治療並びに障害者の療育や教育に役立っておりまして、着実に成果を上げているところでございます。
 次に、研究成果に関する情報の発信についてのお尋ねでございます。
 研究所の目的でございます発達障害の原因究明や治療方法、教育方法に関する研究の成果をさらなる研究の段階や実践の現場で生かしていくことはもとより、学会での発表や専門誌、あるいは県のホームページにも掲載し、広く一般に紹介できるようにいたしております。
 また、毎年公開シンポジウムを開催し、詳細な研究内容やその成果の説明も行っており、情報発信をいたしているところであります。
 なお、当研究所における研究成果で、産業上利用され経済的価値が見込まれる研究成果につきましては、積極的に特許権などの取得をし保護した上で、情報発信してまいりたいと考えております。
 以上でございます。


◯産業労働部長(久保泰男君) 知的財産窓口に関するお尋ねでございますが、本年度、コロニー発達研究所を含め、県の主要な研究機関の研究者で構成します知的財産戦略特別チームを設けまして、県の試験研究機関の知的財産の積極的な創造、保護、活用方法について検討してまいりました。
 この結果を踏まえまして、来年度に県の知的財産に関する統一窓口を産業労働部産業技術課知的財産グループに置くことといたしました。この窓口で、全庁的な知的財産の保護、活用の取り扱い指針を策定し、庁内の事務手続などを一元化することによりまして、事務の合理化と迅速化を図ってまいります。
 また、県の試験研究機関の職員に対する知的財産の研修を重点的に実施しまして、知的財産に関する保護、活用の知識、対応力の向上を図ってまいります。次の段階では、知的財産の取得、維持に関する予算の一元化などにも努めてまいりたいと存じております。
 さらに、民間企業と県の試験研究機関との共同研究に対する相談窓口とするほか、県の知的財産を民間の企業の方に積極的に活用していただくために、情報発信や迅速な技術移転の窓口の役割も果たしていきたいと考えております。


◯知事(神田真秋君) 公園管理でありますけれども、住民の皆様方あるいはNPOの皆さん方との協働関係は大変これから重要になるものと思っております。
 県営公園につきましても、既に周辺の住民の方々あるいはNPOとのいろんな連携が試みられているところでございまして、一例を挙げますと、小幡緑地でございますけれども、近くの住民の方々やら企業の方々と一体となった、これは蛍の水辺づくりを行っておりまして、こうしたことをきっかけに、緑地全体への関心が高まってまいりまして、公園管理の協働の和が広がってきているところでございます。
 これはもう既に始まっている例でございますけれども、将来に向けて申し上げるならば、例えば、今、整備を進めておりますあの博覧会の会場の青少年公園、これなどは大変広大なものでございまして、今整備をしております例えば日本庭園などは、植木やら、そうした日本庭園に対する知識、経験、技能などお持ちの方に、これからいろいろとお手伝いをいただく必要が出てこようかと思っておりますし、あるいは森のゾーンでこれから本格的に環境学習を行っていくためには、そうした専門的な知識をお持ちのインストラクターの方々にお力添えをいただくことが必要になってこようかと考えております。
 したがって、公園の管理、運営につきましても、行政だけがこれからこれを抱えてやるという時代ではなく、連携、コラボレートしながら、住民の皆様方、NPOの皆様方とよいパートナーとしてやっていきたいと思っておりまして、これができれば、多くの公園にも広げていきたいと思っております。


◯二十三番(伊藤勝人君) それぞれ御答弁をいただきまして、ありがとうございました。
 先日、少し時間がありました。小幡緑地公園やあいち健康の森公園、牧野ケ池緑地、高蔵公園をちょっと見てきました。そのときに思ったことが一つあります。それは、さまざまな場所で、今、県道の雑草除去が、市道や国道と比べてかなりおくれていますね、そんな話がいろんなところで出ています。そのことの陰に隠れて、公園の整備というものがいささか沈んでいたわけでありますけれども、現に見てきますと、公園も結構悪くなったな、そんな印象を受けます。
 遊具につきましては、これは危険が伴うということがあるのかもしれませんが、一定の整備がなされていますが、自然の部分というところは、手入れも、剪定であったりそんなところはまあまあなされているのかなと思いますが、特に緑地あるいは芝ということに関しては、かなりおくれた、悪くなった、傷んだ、そんな印象を受けました。
 平成十六年度の予算が十一億何がしですね、公園管理。これが、ここ四、五年の間漸減されてきました。先ほど申し上げました社会情勢あるいは財政、いろんなことがあろうかと思いますが、公園整備あるいは管理に関しては、そんなにお金のかかるものではないような気がします。いま少し予算投下をしていただいて、潤いやあるいは環境や、あるいは多くの方々が利用する利用価値というものとの対比の中で予算投下をしていただきますようにお願いを申し上げたいと思います。
 そして、朝宮のグラウンドでありますが、私たちの仲間がたくさんいます。その人たちが、肥料をやりますよ、水も私たちがまきます、そして草も取ります。だから、いいグラウンドにしてください。必ず市民が、あるいはスポーツを楽しむ団体が手をかけていきますからというようなことをみんなが言ってくれます。協働という中に入っていくことだと思いますが、そういう意のある人たちの気持ちを酌んでいただいて、そういう方たちとともに公園の管理をしていけば、お金もさほどかからなくて、みんなが喜んで手伝いをしてくれるということにつながっていくわけでありますから、そうすれば、公園そのものの使い勝手も、みんなが大事に、自分たちのものだ、そんな意識で使ってくれるようになっていくと思います。
 そのことを踏まえて、春日井の市民の一人として、朝宮公園の芝のグラウンドがいま一度すばらしい芝のグラウンドになることを望んで、お願いをしておきたいと思います。
 そして、知的財産の問題でありますが、コロニーでこれほど立派な研究がなされている、そのことをお互いに認識をし合いながら、愛知県全体の中で、県庁の中で、この県庁というところは大きな事業所でありますから、ここの中で多くの方々がいろいろな研究をなされています。それをいま一度洗い直してみながら、県の財産として特許を取得しながら、それを民間の皆さん方に提供していく、あるいは県そのものの中でうんと活用していく、それがひいてはいずれかのときに収入につながってくる、そんなことになっていくことを切に願って、終わらせていただきます。ありがとうございました。