《一般質問》
【伊藤勝人委員】
 先般、本会議の一般質問で発言した中の一つであるが、春日井市の勝川地区の連続立体交差事業で、建設部長の答弁では、この11月に上り線が上に上がるということであった。そうすると、今ある線路が取り払われて、道路が作られることになる。昭和54年2月に勝川地区で一番最初の県施工の区画整理が行われ、地蔵川、今の国道302号とその上に東名阪自動車道があり、それと国道19号と今の城北線の用地が、公共管理者負担金のような形で作られてきた。その後、勝川の駅の南側と北側で、市施工の区画整理が二つ、それから再開発事業が一つという膨大な事業によって今ここまできた。おかげで、間もなく終わるということであるが、そういう事業が一段落するともうこれでよいというようなことになることを心配している。
 地域振興部が交通の関係で、城北線について、いろいろと骨を折っていただいているところであるが、立体高架ができ上がると、建設部が引き上げることになる。今までは愛知県が一定の役割を果たしていたと理解をしているが、建設部が引き上げると、県全体では地域振興部が城北線の取りつけに関して、骨を折っていただかなくてはいけない。
 春日井市も地元も私どももJRの問題だと言えばそれまでであるが、つないで初めて区画整理事業であったり、再開発事業であったり、あるいは駅の立体化、鉄道の高架化であったり、さまざまなものが終わるのだと思う。息の長い話で、発足が昭和54年で、それ以前に6年ぐらいかけ、そのあたりをどうしようという話があったことから考えると、もう30数年かかってきたわけである。
 下り線に城北線が入り込むと思っていたが、勝川駅の真ん中に、城北線のホームができ上がっている。相手がJRだと言ってしまえばそれまでであるが、春日井市も地元も我々もJRと折衝していくが、県も今まで以上に、つないでくれるよう努力をお願いしたい。そこで、今現在JRとどのような話をしているのか、そしてどういう状況にあるのか。


【交通対策課主幹(鉄道第一)】
 城北線に対する取組であるが、沿線の春日井市、名古屋市、清須市と県とで城北線整備促進協議会を作っており、毎年、JR東海と運行主体である東海交通事業に伺い、利便性の向上に関する要望活動をずっと行っている。
 また、県独自でもJR東海との意見交換会という場があり、折に触れて城北線の整備充実について要望しているところである。
 その中で、城北線で、一番に言っていることは、現在450メートルほど離れているが、中央本線の勝川駅への接続・乗り入れについてである。勝川の連続立体交差事業が間もなく完了を迎えるが、この事業においては、将来城北線が入ることを想定したホーム、床盤等の造り込みがされている。したがって、先を見越した投資がなされており、今後とも沿線市ともどもできるだけ早く城北線を伸ばして接続してもらえるように、しっかりと働きかけを続けていきたいと考えている。またその実現に際しては、何よりも乗り継ぎ客を含めた城北線全体の利用促進を図っていくということが、大きな力になる。このため、協議会では、利用促進に係るチラシ、啓発グッズあるいは沿線のウォーキングマップ等を作成して、城北線のPR活動に努めているところである。こうしたことも合わせて、粘り強く取り組んでいく。


【伊藤勝人委員】
 先般、勝川の方たちと話をする機会があった。当時あらゆる構想があったが、たくさんの公共的な用地が出たため、集団移転された。当初に骨折りされた方たちは、もう鬼籍に入った方たちもいっぱいいる。集団移転をした家をもう作り変えなければいけないぐらいの時期だと言う。確かに30数年になる。そういう方たちの意見等を伺うと、全体の最後の締めだけは1日も早くきちっとやりたいものだと思う。更に、JRと話を詰めていただければと思うところである。先般、JRの関係者の方と話をする機会があったが、今からリニア新幹線を作ろうとするような意気込みがある利益集団であり、今日にでも、黒字を計上できるようなところである。あと400メートルと言っても、ほとんどができ上がっており、無駄なお金は使いたくないと言うかもしれない。その心配事もかねて、今まで以上にご尽力いただくようお願いする。


【地域振興部長】
 委員指摘のとおり、あの地域は大規模な都市改造をしてきた。つないで初めて完成するという指摘は全くそのとおりだと思う。現にJRも中央線の中にホームを造っているので、決して忘れてはいないと私どもは理解をしている。JRに対しても意見交換会等でお願いするなど引き続き取り組んでいきたいと思うが、しかし、やはり動かすのは地域の熱意というか、しかるべき利用があるということも一方で大事だと思うので、そちらの面でも引き続き地元のご協力をお願いをしたいと思う。