【伊藤勝人委員】
 今回国道19号線が全く動かなかった。平安通から大曽根の交差点まで約1時間半、大曽根の交差点から天神橋を越えるまでに約1時間半、全く動かなかった。春日井市役所に連絡したら、偵察に行った職員も現地に着けない状況であった。後からわかったことだが、内津峠と名古屋市内の間の岐阜に向かう道路が全部止まったわけである。抜け道に車が入った分だけ車が動くという状況であった。春日井市がそういう状況であったので、防災局にも連絡は入っていなかった。航空自衛隊が出動してくれたが、西山の陸上自衛隊春日井駐屯地からは行けないだろうということで、航空自衛隊小牧基地から来たのか。


【災害対策課総括専門員】
 西山の春日井駐屯地からも陸上自衛隊が約40名出ており、それに加え小牧からも応援に出ている。


【伊藤勝人委員】
 局長が冒頭のあいさつで、八田川、庄内川もSOSを出したと発言したが、堤防は切れてはいない。堤防が切れたところはどこか把握しているか。
 春日井市明知町で内津川が決壊している。堤防が切れたところの方が大変である。残念な話であるが、8年、9年かけて内津川を改修してきたが、切れた場所は11月から工事に入る予定で、台風の前に工事の入札が終わっていた。その無念さがどれぐらいあったのだろうかと思う。決壊した場所があるということを把握してもらいたい。
 NTTの光ファイバーケーブルは国道19号線ではなく、19号線の南側を走っている市道に埋設されているが、川幅を広げようということで、う回してもらった。NTTが光ファイバーをう回させるのに、どれぐらいお金がかかるかということだが、建設業者によると6,000万円だそうである。今回う回させた光ファイバーケーブルが流されたので、NTTは延べ40台の車、100人で復旧作業に来ていた。いかに早く復旧させようかという努力がかい間見られ、夕方までには全部復旧されていた。県にもそれぐらいのお金があれば今頃復旧させているだろうが、今はまだ土のうを積んだ状況である。一度そういう場所があることを見ておいてほしい。自民党が9月補正で当局と議論して、河川の堆積した砂利を取り除き川幅を有効に使えないかということで約5億円の予算を要求したが、案の定であった。把握の仕方はいろいろあるであろうが、被害が起きたときに大変多くの人が迷惑をする。毎年、床上浸水、床下浸水をしているところは、見過ごされがちになるのではないかということで冒頭のあいさつを聞いて涙ぐんでいた。主役より脇役の方が大変なことは往々にしてある。一度その現場を見ておいてもらうとよいと思う。


【防災局長】
 河川を所管する建設部へきちんと伝える。


【伊藤勝人委員】
 建設部は知っている。


【防災局長】
 防災に携わる者として、その教訓をしっかり学んでおきたいと思うので、現場に行って見てきたい。