【伊藤勝人委員】
 説明の中で、あるときは「東三河総局」、あるときは「東三河県庁」と言われている。この議案が可決されれば、「東三河総局」で統一された発信がなされると思っているが間違いないか。


【総務課長】
 「東三河県庁」は、東三河地域にある地方機関をネットワークで結ぶ推進組織と認識しており、東三河県庁の核となる組織として「東三河総局」を設けて、その中に企画調整部門を置いて、積極的に地域振興を図っていくものである。
 東三河県庁の核の組織が東三河総局ということである。


【伊藤勝人委員】
 分からない。東三河県庁の核となるものが東三河総局。では東三河県庁とは何か。


【総務課長】
 東三河県庁は、副知事を本部長に東三河地域の地方機関を束ねる仕組みであり、これに魂を入れて運営していくためには、東三河総局の企画調整部門が中心となって事務局的な役割をするものである。


【伊藤勝人委員】
 全く理解できない。東三河県庁は東三河地域の地方機関を全部束ねたものというなら、「東三河県庁」を議案に出すべきではないか。議案に出してこないなら、決まれば、「東三河総局」であろう。言葉は大事なこと。きちんと整理してほしい。


【総務課長】
 東三河総局は県の行政機関の一つであり、今回、条例改正をお願いしているものである。東三河県庁は、東三河地域をネットワークでつなぐ推進組織であり、県の行政機関に位置付けていないので、県の条例改正の規定はない。今後、東三河県庁のあり様は、全体を含めてきちんと検討していき、節目、節目に説明させていただく。ぜひとも御理解いただきたい。


【伊藤勝人委員】
 理解しろと言われても分からない。そもそも論として、県庁とは何か。


【総務課長】
 「県庁」という言葉には、県の主たる事務所という位置付けと、いわゆる権限も含めた組織全体をいうケースがある。具体的にどのような形で使うかはいろいろな定義があろうかと思っている。


【伊藤勝人委員】
 私の思うところを言うと、県庁とはこの地域の権限を集約した場所、もっと言うと、税の徴収権と税の分配権とを持ち、それを行使するところである。もっと極端なことを言うと知事ということではないのか。そのことをずっと言ってきた結果、いささかおかしいと思ったから、東三河総局を作るのであろう。ならばこの議案が通ったら、東三河総局で通せばいいではないか。東三河県庁という言葉になぜいつまでもどこまでもこだわっていくのか、よく分からない。


【総務課長】
 「県庁」の言葉の定義は、法令上、特にはないが、「県庁」という用語は、一般的に現行の法令において都道府県の主たる事務所の意味で用いられていることが一般的である。
 したがって、「県庁」を行政機関の名称として使うのは、あくまで複数の県庁が存在するような誤解を生ずる恐れがあり、行政機関の名称として使用することは難しいと考えている。
 東三河地域を全体として束ねる考え方として、「東三河県庁」をイメージとか取り組む姿勢を表す意味でプロジェクト的な推進組織の名称として使用しても、県民の批判を受けることはないと思っている。


【伊藤勝人委員】
 後世に、誰かがどこかでいろんなことを調べた時に笑われないようにだけはしておいてほしい。